最近の副作用状況メモ
抗がん剤4コースやって14日経過時点での副作用状況をメモしておく。
これまで投与した抗がん剤
- 1コース目 ・・・TP(パクリタキセル+シスプラチン)
- 2~3コース目 ・・・TP+アバスチン(3コース目はパクリタキセルを途中で中止)
- 4コース目 ・・・DP(ドセタキセル+シスプラチン)+アバスチン
前回までと同じような(またはこれまでにもあった)症状
- 便秘 ……投与日から1週間くらいは特に出なくて辛い。その後もとぎれとぎれのうんち
- 口角炎 ……モアリップ塗りまくっている
- 倦怠感 ……精神的なものと、運動不足による体力の衰えかもしれない
- 指先のしびれ ……指先に力を入れる作業の後など、たまにびりっとする
- 肌荒れ ……首の後ろから背中、腰のあたりまで、小さい角栓つまりのようなニキビができてざらざらしている。スプレータイプの体用ニキビ薬を買って多少改善中。
今回初めての症状
- 食欲不振 ……3コース目まであまり強いのはなかったけど、今回は投与から4日目くらいに病院食を半分は残した。退院後2日くらいインゼリーとアイスクリームだけで過ごした。
- 口内の渇き ……寝起きに口が乾いている
- 舌のしびれ ……舌表面がやけどした後みたいな感触
- 嗅覚異常 ……退院後の数日間、トイレの芳香剤の匂いが異様に強く感じた
- 味覚異常 ……大きな変化ではないけど、味の濃いカップ麺が以前ほど濃く感じない。カレーは前より辛く(口の中が痛く)感じる。
- 生理が長引く ……入院の前週から始まった生理が現時点で18日目。量は多くないけどレバー状の塊もたまにあり。次回通院時に相談しようかな。
- 手の痒み ……霜焼けみたいに手のひらや指の一部が赤くなって痛痒い
- 頭痛 ……後頭部の左側がズキズキする時がある
その他
脱毛症状が3コース目の後くらいから止まって、全身の毛が生え始めた。3コース目でパクリタキセルを中断した影響なのか、これまらまた抜けるのかわからない。
↑背中ニキビ対策に。お風呂上りにスプレーしまくっている。
↑食欲不振時のお供。
化学療法④コース目
前回までにアレルギー疑いの出たパクリタキセルをドセタキセルに変更し、今回からはDP療法(ドセタキセル+シスプラチン)+アバスチンという組み合わせ。
ドセタキセルは手足の痺れが出やすいそうで、投与中は両手に保冷剤のグローブと足の裏の保冷剤とでクーリング。
それから、入院の2日前くらいから、右外陰部に数cmの「しこり」というか腫れができており、念のため入院中にCTを撮って調べてもらうことになった。
体調記録
〈抗がん剤の日〉
- 前回あったような強い腹痛はなし
- 若干の指先の痺れあり
- 座ると外陰部の腫れが痛む
- 薬の点滴以降はうんこ出ず
- 明け方に前々回と同様のシーツびっしょり濡らし事件発生。看護師さんにシーツ変えてもらい着替え。夜用付けてバスタオル敷いて寝たのにな……。
〈次の日以降〉
- 便秘…念のためニ日出なくて夜にセンノシドもらって飲み、三日目の夜に出た
- 手指に多少の痺れ
- 4日目にこれまでで一番強い食欲不振がきた。病院食を半分残す。
CTの結果
外陰部のしこりはなんともなし!ただのオデキなので様子を見るだけとのこと。腫瘍が大きくなっていることもなかった。
↑入院中に読んだ本。スピと科学が現代のどこかの時点で逆転した社会。読みながら「これは現実社会にあるアレのことだな、こっちはアレだな」と思い返して不気味ながら楽しい。タイトルの「るん(笑)」が何のことなのか分かった時には失笑してしまったがこちとら笑い事ではない(笑)
ワクチン接種 二回目
モデルナ2回目接種の記録。
1回目接種から約4週間空けての2回目。
会場で問診票聞き取りの看護師さんから、若年女性は副反応が出やすいから発熱や腕が上がらないとかの症状が出たら迷わず解熱鎮痛剤を飲むように言われた。ちなみに解熱鎮痛剤はワクチン関係なく毎食後にロキソプロフェンを飲んでいる。
注射はちくっとした痛み。
副反応は発熱と頭痛後少しだけあった。
接種した日の夜中に寒気がして、熱を測ったら37.2度。平熱が36.3度くらいなので微熱かな。ほんの少し頭痛もあった。
その後夜中に37.8度まで上がったものの、翌朝は37.4度、昼頃には6度台まで下がって平熱レベルに。
以降通常の体調に戻った感じだった。
抗がん剤3コース後の体調など
うんこについて
抗がん剤点滴からちょうど一週間はほぼうんこ出ず。ただ、1コース目の便秘と違うのは「便意」はめちゃめちゃあること。下しているみたいなお腹の感覚と痛みがあるのに、トイレに行っても出ない。手術前に下剤を飲んだ最後のほうみたいな水っぽいおならが出るだけ。出ないのに便意は頻繁に来るから一日の半分トイレにいるんじゃないかってくらいの状態。
8日目くらいからはちょとずつ出るようになったけど、一度にごく少量しかでないからか、一日中トイレと部屋を行ったり来たり……。
お腹の調子が整わず、結局仕事は退院してから1週間休んだ。
痛みについて
うんこは出るようになってからは、ズキズキと下腹部痛が気になるようになった。下腹部の右側、抗がん剤点滴中に痛くなったのと同じ場所。ここが腫瘍なのかな?
CTの結果and今後のこと
CTで見たところ現状維持
化学療法3コース目の入院中にCTを撮ったのでその説明を受けた。
現状は良くも悪くもなっていないキープ状態らしい。
主治医によると、目標としては腫瘍が小さくなっていきお腹の中の癒着が解れていくといいですねとのことだ。
気になるのは血圧。以前は上が110台だったのが、この入院中は連日130台。アバスチンの影響と思われる。
今後のこと
主治医から、今後の話として「遺伝子パネル検査」の話をされた。
今後も化学療法で効きそうな薬を試していくことになるが、それで効果が見込まれない場合に、遺伝子パネル検査で自分のガン組織の遺伝子を調べてもらうと、期待できる薬が確率は低いが見つかるとこがある、という話だ。確率は5%か10%と言っていたような。
検査自体は保険適用だけど、見つかる治療が治験なのか先進医療なのかは分からない。
CVポート埋め込みました
化学療法3コース目の前に、鎖骨下に点滴のためのポートの埋め込み手術を受けた。
手術の様子
局所麻酔で30分くらいの手術。
局所麻酔の手術は親知らず以外では初めて。麻酔は埋め込む場所辺りに最初3箇所くらいと手術中にも適宜追加で注射されるんだけど、この注射がちょっと痛かった。手術自体は麻酔が効いてるから痛みはない。顔含めて全身に布被されるから手術中の進行具合はよくわからないんだけど、ぐいぐい押したり引っ張ったりされる感覚はあるんで、終わるまでドキドキしてた。
術後
切ったとこは3cmくらい。内側を縫ってあり、翌日からシャワー可。ポートが入っている辺りの皮膚が内出血でアザっぽくなったけど、これは1週間ほどで治りそう。
当日の点滴からポート利用できた。CTの造影剤入れるにも使えて便利。看護師さんによると、腕から採血しにくい場合にもポートが使えるそうだ。