のんびり生存記録

32歳で癌になった人です。

化学療法②

化学療法2コース目。

前回のTP療法に加えて、今回から分子標的薬(アバスチン)も追加になり、抗がん剤投与の日は朝10時くらいから夜中まで点滴しっぱなし。抗がん剤の前日から輸液点滴、抗がん剤翌日以降も輸液と吐き気止め点滴のため、計6日入院した。

今回も吐き気ははぼなく、便秘対策の酸化マグネシウムも前日からしっかり飲んで万端だったのだが、抗がん剤の日(入院2日目)にちょっとした異変が発生した。

 

抗がん剤投与中に腹痛が…

点滴の途中(たしかパクリタキセル)で、急に強い下腹部痛が来た。ナースコールして、一旦点滴を止め心電図計や血圧計をつけたり主治医も病室に来たりと物々しい感じになった。痛みの感覚としては、10代のころにたまにあった酷い生理痛のような感じ。ただ、今回の痛みは数分で治まった。

アレルギーの可能性もあるので、心電図付けながらゆっくり目に点滴再開。その後は問題なく点滴が終わった。

 

夜、おりもののおねしょ

点滴が終わったのが深夜。寝ついて数時間後、お尻が冷たくて目が覚めた……。水っぽいおりものが、昼用ナプキンでは全く足らず、おねしょみたいにシーツまで濡らしていた……。ここ数ヶ月水っぽいのが多く出てはいたけど、こんなに漏らすのは初めて。シーツ交換してもらい、夜用ナプキン付けて寝たけど数時間後に夜用もタプタプになっていた。そのあとは平常どおり。

次の夜も多めに出たけど、夜用付けてたのでズボンが濡れただけで済んだ。

 

一応、診察

主治医に診察してもらい、エコーと内診で見たところ特に腫瘍が大きくなっている訳ではないとのこと。おりものは、腺癌だから出やすくなっているのかもと。おりものを止める薬はないのでナプキンで対処していくしかない。

抗がん剤の日の腹痛は、アレルギーの可能性もあるけど治療を中断するほどではないので、気を付けつつ治療継続ということになった。

 

次の日、生理が来た。

ここ8年ほど飲んでいたピルをガン手術前にやめたので、ピルの影響のない久々の生理だ。腹痛や大量のおりものとの関連は不明だけど、ピルを飲み始める前は生理の量も腹痛も多かったので、もしかしたら今回の腹痛もこの久々の生理に関係があったのかもしれない。

 

退院後数日間

前回苦しんだ便秘はなし。弱めの腹痛とお腹の違和感はずっとある。主な副作用は、首〜脇腹辺りの筋肉痛が2日間くらいあったのと、手足の痺れが3日間くらい続いた。

 

 ▼入院中に読んだ本。光浦さんいいね。
私が作って私がときめく自家発電ブローチ集