のんびり生存記録

32歳で癌になった人です。

手術当日

当日夜は書けなかったので翌日に書いています。

 

手術前後の体調など

朝一の手術。病室の看護師さんに連れられてオペ室へ。オペ室前の廊下には、同時に別の部屋で手術を受けるらしい患者さんたちと担当の看護師さんたち。オペ担当の看護師さんたちに挨拶され、本人確認きっちりされた後、オペ室の手術台へ案内されます。

手の甲に全身麻酔の針を刺されたんですが、これが結構痛かったです。背中の硬膜外麻酔のために横向きになって、腰にシールっぽいものを貼られた辺りで意識がなくなりました。

目が覚めたのは病室のベッドに戻ってきたときでした。腕の点滴(たぶん栄養的なもの)、背中からの痛み止め、鼻から酸素、導尿と、管につながれた状態。手の甲は針が刺さったままだけど繋がれずにまとめられています。

導尿の違和感があったものの、日中はぼんやりSpotifyでラジオを聴いたりして過ごしました。

しんどかったのが夕方以降で、お腹の痛みが強くなり、微熱も出ました(37.9度)。背中の痛み止めを何度か追加してもらっても痛みがおさまらず、点滴に解熱+痛み止めの薬を何度か追加してもらいました。何度もナースコールして大丈夫かなと思いつつ、痛いのでしかたないと思い切って押すのですが、丁寧に対応してくれてありがたかったです。

 

病状について

当日はお医者さんからのお話はありませんでした。夫には電話があったようです。

お腹を触ったら術前と同じように張っているので、病巣の切除はほとんどできなかったんだと思います。お腹が引っ込むかと少し期待したのですが、残念です。後で私にもお医者さんから病状説明されるのですが、先に病状を聞いた夫はおそらくショックを受ける内容だったのだろうと予想しています。落ち着いた心持ちでいたいです。